喫茶王国
2009年 08月 11日
『喫茶王国』・・・なんて素敵な響きなんでしょう。
小さいころから喫茶店好きだった私にはすどうりできない言葉です。
先日、帰省のグログでも登場した友人のイシコさんが東海地区の喫茶文化
を発信するWEB雑誌「喫茶王国」を創刊したとの連絡を受け早速ページを
訪れてみました。
制作の集中がきれると彼のブログhttp://ishiko.iza.ne.jp/blog/を読んでは、
気分転換をはからせて頂いてます。またきっと面白いネタ満載に違いない!
http://www.kissa-navi.net/nobunaga/
今回は織田信長さんが登場する、なかなかユーモアのある話で、これまた
興味深い。イシコさんは疑問に思ったことは、すぐにネット検索で解決してい
くようで、へぇ〜と為になる知識も多くちりばめられていて、マメ知識も増える。
また気分転換に脳のティータイムをしにいこう〜っと。
それにしても、珈琲一杯におまけが色々付いてくる中部地区の文化は
羨ましい!!我が故郷彦根では、モーニングは割とゴージャスで、まぁ、
当時としては値段もそれなりにしたような気がするが、通常の珈琲には
何もついてこなかったかなぁ〜??
それでも、喫茶店好きな私を母は休日になるとよく連れて行ってくれた。
ある時期、毎週末には必ず車をだしてモーニングを食べに行くというのが
日課だった気がする。今思うと、なんだかイタリアみたい。
イタリア人は朝はバルで甘いパンとエスプレッソで軽くすます人が殆どで
カウンターには美味しそうなパンが一杯並べてあった。
私のお気に入りはクロワッサンで、長期旅行から帰ってきてしばし、クロワ
ッサンにハマっていた事がある。
小学生の頃のおやつ時間の喫茶注文は決まって、バナナジュースとホット
ケーキ。勿論時パフェなどにも行くが、あの濃厚なバナナジュースが大好
きだった。どこかへ出かけると、必ず喫茶店に寄ってくれて、ごきげんだっ
たのを記憶している。私は美味しい物を食べているとき、本当に幸せそうな
顔になるので、御馳走のしがいがあったのかもしれない。
このバナナジュースをなんとか作ってみたいと思い、小学二年生の頃に
所属していたお料理クラブで親友と材料やレシピを書いて提出して作って
みた。出来上がりが、なんだか違う・・・どろどろしていて、茶色い・・明らか
に喫茶店で飲む、美味な乳白色のバナナジュースではない。しかもストロ
ーで吸えないくらいどろっとしている。う〜ん・・美味しくない・・・。
もうおわかりだと思うが・・・・
原因は牛乳を入れなかったからだ。牛乳が入ってたなんて随分後で知った。
今考えると、高学年の同じチームの人や、先生が指摘してくださっても良か
っただろうに・・・・。そのジュースを飲まされるはめになった親友には、とて
も申しわけない事をした。美味しいんだよ〜とゴウゴしていたので。
まぁそのお陰なのか、事前にリサーチをしなくてはいけない事と、すべて
は自己責任なんだという教訓が自分の中で生まれた。料理も人生も試行
錯誤、失敗は必ず自分のためになる。
写真は王国の名にふさわしい資生堂パーラーcafeスタイルである。
by asako_cafe | 2009-08-11 15:00 | Cafe